【2023年最新版】介護業界でも使える自動シフト作成システムおすすめ3選

シフト作成担当者は従業員が提出したシフト希望を考慮しつつ、かつ全体のバランスを考えてシフト表を作成しなければいけません。さらに、そういった担当者は基本的に管理者クラスの人財であり、できれば、作業に取られる時間は削減していきたいもの。

この問題を解決する一つの手段にシフト自動作成システムがあります。本記事では、筆者が勤務する会社で有効的に活用されている自動シフト作成ツールについて、代表的な3つのソフトをご紹介いたします。

自動シフト作成を選ぶポイント

自動シフト作成ツールはベンダーにより、その特徴は様々。そのため、ベンダーとの打ち合わせを経て、一番いいものを選ぶよりも、一番自社にマッチするツールを選択する事が大切です。

主に下記の基準からツール選定を行います。

  • コスト
  • アカウント数
  • シフトパターンの数
  • 複数の管理事業所の有無
  • 試用期間の有無
  • 連携システムとの連動

介護業界でもオススメの自動シフト作成システム3選

それでは、実際に筆者が経験した中で、介護業界でも使用できるおすすめの自動シフト作成システムについてご紹介します。

【お勧め度★★★★】Optamo|統計解析のチカラでシフト/タスク表の作成がラクになる

統計解析を専門分野とする独自技術により、組み合わせ最適化アルゴリズムを応用し、勤務シフト表とタスク表を自動作成することができるサービスです。従業員個人の都合や能力にあわせ、複数の条件をもとにAIがスタッフの組み合わせを考慮し、最適なシフトを提案してくれます。

早番、遅番、夜勤、Aシフト、Bシフトなどに記号を割り当てることができ、パッと見るだけでシフトの作成状況がわかります。ただ自動作成にかかる時間は、数分〜数十分必要です。多量のパターンを形成し最適な解をもたらすパターンを検証してます。

最適解の見つけ方は様々な方法があり、どのように処理させれば最適解を導けるか条件設定が必要です。これらが大変な作業ですが、無料試用期間を設けているためその期間のうちに検証し、実運用では、しっかりソフトを利用できる設定で初めから運用することが可能です。

作成したシフトは、エクセルでの配布やGoogleカレンダーでの共有もできます。管理者が把握しているスタッフのスキルをアプリに登録できるので、一度整えてしまえば作業工程も大幅に削減されます。

私の会社では、様々ソフトを検証しましたが、コスト面、試用期間があったこと、勤怠システムとの連動がマッチし、こちらのOptamoを採用させて頂きました。

サービス名:Optamo 提供元:株式会社モーション URL:http://www.optamo.jp/

【お勧め度★★★☆】Shiftmation|人工知能がたった5秒でシフトを自動作成

シフトの作成条件として、出勤人数、公休数、特定の役割グループからの出勤人数、連続出勤制限などを登録し、自動作成することが可能です。どの条件を特に重視するかの設定を行うことで、優先的に満たしたい条件を守るようなシフト表が作成できます。

出勤人数は時間別で設定ができ、営業開始時点などの特定の時間に必要な人数を登録でき、より細かな出勤人数の采配が実現できます。

驚くべきはその速度。たった数秒で条件を満たしたシフト作成が行えます。

また、非常に細かな条件設定をすることができ、個人的にはシフト自動作成システムの中では、トップレベルのシステムです。しかし無料試用期間がなく、実際の運用検証ができなかったため、私の会社では利用を断念しました。ぜひ一度利用してみたいと感じたソフトです。

サービス名:Shiftmation 提供元:株式会社アクシバース URL:https://www.shiftmation.com/

【お勧め度★★☆☆】勤務シフト作成お助けマン

JRシステムが提供する「勤務シフト作成お助けマン」は、シフト表を作成する際に考えている勤務条件を登録することができ、スタッフはスマホを使って勤務や休みの希望を登録することが可能です。
スタッフの希望を守りながら、勤務条件に最も合致するシフト表を、数理最適化技術を使い自動で算出することができることが最大の特長です。
また、社員、パート、アルバイト関係なく、さまざまなシフト表を自動作成できることが強みになっています。

価格は6000円/月で、2ヶ月間の無料トライアルも設定されています。

サービス名:勤怠シフトお助けマン 提供元:鉄道情報システム株式会社 URL:https://www.otasukeman.jp

まとめ

人事担当者にとって、シフトの作成や急な欠員発生を補うためのシフト修正などは非常に難しい業務でした。また経験やノウハウを引き継がせるのは難しく、シフト作成は属人的なものになっていました。

中には、無料で始められるもの機能別で業界に特化したものなどさまざまな勤怠管理システムが登場してきました。

シフト自動作成システムを使うことで、複雑だったシフト作成を効率化でき、急なシフト変更時にもミスが減り、担当者が変わっても同じようなシフトができます。

自身の会社が抱えている課題はさまざま。その課題を解決できるもの、それが良いシステムです。勤怠管理にお悩みの人事担当者の方は、以下の記事なども参考にしながら導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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