
コロナ禍が拍車をかけ、近年web会議ツールの運用が浸透し始めてきました。
一般的にはZOOMやTEAMSなどが主流となっておりますが、近年様々な会議ツールのサービスが提供され始めています。
なかでもSlackハドルミーティングはビジネスチャットツールであるSlackユーザーが利用できる音声通話とビデオ通話となっており、チャットツールSlackをすでにご利用の企業は今すぐにサービスの利用が可能です。
この記事ではSlackハドルミーティングの機能や使用方法、料金について解説いたします。
最後までお読みいただくと、web会議サービスをお探しの方にとって、Slackハドルミーティングが自分たち企業で活用できるのか判断できるかと思います。
Slackについては、下記の関連記事をご覧ください。
Slack(スラック)ハドルミーティングの特徴
以下にSlackハドルミーティングの特徴をご紹介します。
Slackハドルミーティングを使えば音声やビデオでの通話が可能
音声・ビデオ通話を活用すれば、リモートワークでも直接の会話ができます。ただし、無料プランでは個人・グループチャットともに1対1のみの制限があります。有料プランへの意向で複数人で利用することもできます。
画面共有ができるため、リモート会議にも活躍
画面共有機能は。ビデオ会議でパソコン上の画面をグループ通話内で共有することができます。リモート会議で会社内の従業員同士と画面共有ができるのは非常に便利ですね。
Slackハドルミーティングの前身に当たるSlackコールでは、有料プランでのみ利用可能でしたが、無料プランでも利用可能となりました。しかし、iOSとAndroid側からは画面共有ができない点には注意が必要です。
メッセージスレッドの自動保存
Slackハドルミーティングでは、通常のメッセージ交換の時と同様にファイルの共有をすることが可能です。そうした際に使ったファイルやチャットメッセージ、会話データなどは、全てSlackのチャンネルにスレッドとして自動的に保存されるようになります。
その保存データは後日閲覧することもでき、参加者はもちろんのおと、ハドルミーティングには参加できなかったが、後日確認した方が良いユーザーを追加してミーティングのデータを公開するという使い方も可能です。
Slack(スラック)ハドルミーティングの使用方法
今回のブログでは、Slackがすでに導入しているものとしてハドルミーティングの使用方法について解説を致します。
ハドルミーティングでは会社で隣の従業員とするような気軽なやり取りを Slack上で実現します。個人間で会話をする場合はダイレクトメッセージ(DM)で開始し、グループで会話をする場合はチャンネルを指定して開始することができます。
また、ビデオ、複数人での画面共有などでリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。ただし、3人以上でやりとりするには有料プランに移行する必要があります。
ウィンドウメニューの「ハドルミーティング」で開始
ハドルミーティングを開始するには、ウィンドウメニューの左下にある「ハドルミーティング」を左クリックします。
また、ミーティング参加者を選択している状態で「ハドルミーティング」を左クリックすると、すぐにミーティングが開始されます。チャンネルを選択した場合でも同様に、チャンネル内のメンバーとミーティングが開始されます。

メンバーをハドルミーティングに招待する
「メンバーをハドルミーティングに招待する」というウィンドウが表示されるので、枠内にミーティング参加者を選択します。同一チャンネルにいるメンバーであれば、誰とでもハドルミーティングを開始することができます。
ビデオミーティグを行う場合は、カメラアイコンをクリックしてビデオをオンにすることでパソコンの所定のカメラが起動します。

Slack(スラック)ハドルミーティングの料金
以下にSlackの料金体系をご紹介します。各プランの特徴は以下の通りです。
プラン名 | 企業規模 | 料金(月額) | ハドルミーティング | メッセージ/ファイル容量 |
無料プラン | 小規模企業 | ¥0 | 1対1のみ | 過去90日間のみ保存 |
プロ | 大規模企業 | ¥1,050/1ユーザー | 制限なし | メンバーごとに10GB/ユーザー |
ビジネスプラン | 大規模で複数の組織構成な企業 | ¥1,800/1ユーザー | 制限なし | メンバーごとに20GB/ユーザー |
そのほか、サポート面においてもプラン毎に違いがありますので、上記機能面も確認し、チームの規模に合ったプランを検討されてください。
まとめ
Slackハドルミーティングは、遠方にいても隣にいるかのようにコミュニケーションが取れるようなシステムです。コロナ禍以前のオフィスでのコミュニケーション以上に、密なコミュニケーションが可能なオンライン機能となっています。
これからもSlackの様々な機能を使いこなして、皆さんのビジネスワークを効率化していきましょう!
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